さて、この自転車軽量コンパクトをコンセプトに設計されているので、
スゴイ欠点があるのです。
乗りにくいのです。
車輪が14インチ径で、ホイールベースも短い、
自転車乗りを楽しむ、つまりサイクリングには、かなり辛いのです。
メーカーもその点はわかっていて、カタログにも、「散歩以上、サイクリング未満」、
「この自転車を使って“あるく”そんな旅」という表現をしています。
余談ですが、この自転車、自転車界に思わぬ恩恵をもたらせました。
この自転車がJR東日本の主導による開発ということで、
列車への持ちこみ(バッグに入れて)が無料なのですが、
それに伴い、すべての折りたたみ、または、分解してバッグに入れた自転車が、
以前は有料手回り品として、\260.支払っていたのが、
一部の私鉄を除き、全国的に無料になったのです。
いろんな意味でこの自転車、エポックメーキングなのですが、
私は、ナショナルという大手メーカーがこの値段で、
こんなに極端なコンセプトの自転車を発売したということを、かなり評価しています。
それに、メーカーの予測を遥かに超える、
売れ行き(特に6500の高いほうが)を示していることに、
日本人の自転車に対する考え方の変化を感じ取ることができます。
原文執筆2000.07.29
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